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「静岡バッハ合唱団」は2009年2月に設立され、静岡でヨハン・セバスチャン・バッハのカンタータ・オラトリオ・モテットの合唱曲を中心とするバロック音楽の本格的な演奏と普及を目指して演奏活動しております。この2月で9年目の活動の年になります。日頃は、わたしたちの活動にご理解ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。...

この度、合唱団として、第7回目の演奏会を開催します。
バッハが教会音楽家として最も力を注ぎ作品を残した中から、カンタータ第4番「キリストは、死の縄目につながれしが」BWV4、とモテット 第3番「イエス、わが喜び」WV227、第6番「すべての異邦人よ、主をたたえよ」BWV230、を演奏します。オケは古楽のプロフェショナルな演奏家たちです。是非、バッハの作品聴きに来て頂きたく、お願い申し上げます。

演奏会、日時・会場・演奏内容は同封のチラシをご覧いただきたく存じます。

さて、今年はマルチン・ルターによる宗教改革500年の年です。
カンタータ4番は、ルターのコラールの歌詞を全節にそのまま使用し、音楽的にもルターのコラール旋律が全節に用いられています。また、モテット3番は新約聖書「ローマの信徒への手紙8章」をテキストとした合唱曲です。ルターが「信仰による義」を再発見した聖書の箇所です。この再発見がルターの宗教改革の原動力となりました。

バッハのカンタータ、モテットは十字架の死と復活のキリストを指し示して書かれています。
4月13日(金)は受苦日(イエス・キリストが十字架にはりつけにされ、殺された日)です。
4月16日(日)は復活日(イースター)です。

この受苦日とイースターの間の4月15日(土)に、教会をお借りしてこれらのバッハの作品を演奏できる幸いを感謝しております。




# by sweet32medieval14 | 2017-03-10 00:30